
このような疑問にお答えします。
使いたいときにお湯を出せる、便利な電気ポット。電気ケトルとは違い、保温できることが大きな魅力です。最近では「保温機能」のほかに、「省エネ機能」、「デザイン性」、「お手入れのし易さ」など、様々な工夫がほどこされた電気ポットが販売されております。そこで今回は、電気ポットの選び方と、おすすめの電気ポットをランキング形式で紹介いたします。
電気ポットの選び方
電気ポットは様々な種類の商品が各メーカーから販売されておりますが、その中から自分にぴったりの商品を選ぶ際のポイントを、ご紹介したいと思います。
ポイント1:容量を決める
最近の電気ポットの容量は、2~5Lが主流です。人数の多い家庭で少ない容量のモデルを選んでしまうと、足りなくなった場合に、何度もお湯を沸かすことになり手間になります。また、本体価格が同じくらいだからといって、必要以上の容量のモデルを選ぶと、余計なスペースをとってしまう上に、電気代もかさみます。そのため電気ケトルの容量は、使う人数によって選ぶのがおすすめです。
チェックポイント
- 4人以下 : 2 ~ 3L
- 5人以上 : 4 ~ 5L
あくまでも目安です。使用状況よっても異なりますので、想定される使い方に合わせて調整してみてください。※一般的な家庭用のやかんの水量は2L前後です。
ポイント2:予算を決める
電気ポットの値段は、主に「1万円未満」と「1万円以上」の分けることができます。1万円未満の電気ポットは基本的な機能(節電タイマー、保温温度設定など)が搭載さております。一方で、1万円以上の場合は、蒸気レス構造、保温機能の強化など
チェックポイント
- 1万円未満 : 基本的な機能を搭載
- 1万円以上 : 基本的な機能 + 安全性、保温性を強化した機能を搭載
電気ポットの選び方をご紹介しましたが、実際に商品を検索してみると、「種類が多くて選びきれない。おすすめの商品はないだろうか?」 と思われているかもしれません。そこで、今回は「1万円未満のお手頃価格」「1万円以上の高機能で使い勝手抜群」の2つに分けて、おすすめの製品をランキングで紹介いたします。
【1万円未満】お手頃価格な電気ポット 人気ランキング
1位:コストーパフォーマンス抜群。PDR-G221-W(タイガー)
値段もお手頃で、Amazonで売れています! お手頃価格で高機能な電気ポットを探しているかたにおすすめです。また、3段階(98℃、90℃、70℃)で保存温度が選べるため、赤ちゃんのミルク用の電動ポットをお探しの方にもおすすめです。
- 保温温度が選べる「98℃、90℃、70℃の3段階」
- 電気代を節約できる「6時間の節電タイマーつき」
- 消費電力を700Wにおさえ、蒸気量を1/3にした「省スチーム沸とう」
- カラだきを防げる「カラだき検知&通電自動オフ機能」
2位:高齢者の方でも使いやすい。CV-TY22-WA(象印)
操作部分の文字やボタンが大きいため、視認性が高く、高齢者の方におすすめです!
- 電気とまほうびんでかしこく保温「ハイブリッド保温」
- 湯沸し時間、消費電力量、蒸気「トリプルセーブ湯沸かし」
- 2時間操作しないと保温ヒーターオフ「省エネモード」
- ゆっくり少量ずつ注げる「カフェドリップ給湯」
- 使わない時はタイマーで節約「5段階保温設定」
3位:大容量でお探しの方におすすめ。CD-PB50-HA(象印)
容量5Lで大容量の電気ケトル。たっぷりお湯が使えるので、人数の多い家庭や、オフィスで利用される方におすすめです。
- たっぷりお湯が使えて便利! 「大容量5L」タイプ
- 断熱材使用の「省エネ設計」
- 残量が少なくなるとお知らせ! 「給水お知らせブザー」
- 水量がとっても見やすい「パノラマウィンドウ」+「赤玉水量計」
- 気になる蒸気を約90%カットする「蒸気セーブモード」
【1万円以上】高機能で使い勝手抜群な電気ポット 人気ランキング
1位:2017年発売の最新式。PIS-A220-T(タイガー)
2017年に発売された電気ポットです。高機能な電気ポットを探されている方、これを買えば間違いありません。
- お好みの温度で保温「3段階設定」&2時間以上の操作なしで「節電保温」
- 電源のない場所でも給湯できる「コードレスエアー給湯」
- くっきり見やすい「オレンジクリア液晶」
- 沸とうするまでの残り時間(目安)を表示
- 2017年キッズデザイン賞を受賞
2位:先進的なデザイン & 高機能。PIM-A300-T(タイガー)
電気ポットには見えないスタイリッシュデザインで非常にオシャレです。オシャレな電気ポットを探されている方におすすめです。デザイン性も機能性、どちらもピカイチです。
- お好みの温度で保温「4段階設定」&2時間以上の操作なしで「節電保温」
- 電気代を節約できる「6~10時間(1時間きざみ)の節電タイマーつき」
- やけどしない「蒸気レス沸とう」&カラだき防ぐ「自動検知OFF」
- 電源のない場所でも給湯できる「コードレスエアー給湯」
3位:たっぷり沸かしてプラグを抜いても長時間高温をキープ。PIG-S300-K(タイガー)
安心・安全で節電No.1の電気ポットです。子供がいる家庭や年配の方におすすめです。
- プラグなしで3時間高温キープ「節電VE保温」
- 湯沸かしと保温で節電「省エネコース」
- 安心安全&結露なし「蒸気レス構造」
- 電源なくても給湯できる「コードレスエアー給湯」
4位:見やすい操作パネル&大型液晶。CV-GA40-TA(象印)
人数の多い家庭や、オフィスで利用される方におすすめです。
- 電気で沸かして保温「まほうびん保温」
- 大きな文字で見やすい操作パネル&大型オレンジくっきり液晶
- 湯沸し時間、消費電力量、蒸気を抑える「沸とうセーブ」
- 2時間操作しないと保温ヒーターオフ「省エネモード」
- ゆっくり少量ずつ注げる「ゆっくりカフェドリップ給湯」
- 使わない時はタイマーで節約「5段階保温設定」
電気ポットに関するよくある質問
Q.電気代はどれくらいかかるの?
電気ポットの電気代は以下の式から求めることができます。
製品のワット数 × 時間 × 0.027 = 電気代
電気ポットの保温時の電気代は、平均的に1日で25円、1か月だと800円くらいです。近年の電気ポットは保温性能が格段に上がっているため、古い電気ポットと比べて電気代がかなり安くなります。古い電気ポットをお使いの方は、省エネのためにも、最新式の電気ポットへの買い換えをオススメします。
Q.魔法瓶とは?
中に入れたものを長時間にわたり保温できるもの。魔法瓶は二重構造になっており、容器の内層と外層との間の空間は真空になっているいます。真空にすることで、熱の移動を遮断し、長時間保温することができます。
Q.フッ素加工の何がいいの?
フッ素加工とはフッ素樹脂コーティング加工の総称です。フッ素加工を施すことにより、水中のカルシウム成分を内面に付着しにくくすることができ、ポット内のお手入れが楽になります。
Q.ポット内の掃除はどのようにすればいいの?
ポット内の内面は、水中のカルシウム成分が付着しやすいため、定期的に落とす必要があります。こすって落とそうとすると内壁を傷つけてしまうため、クエン酸などを主成分とする洗浄剤や酢酸を使って落とす方法がおすすめです。
Q.カルキとは?
カルキとは塩素を含んだ石灰のこと。一般的に「カルキ臭」といえば、塩素の臭いを指します。カルキを抜く一般的な方法として、「5分以上煮沸させる 」、「レモン汁を数滴垂らす」があります。最近の電気ポットの中には、「カルキ抜き」の機能が付いている機種があり、ボタンに1つで簡単にカルキを取り除くことができます。
Q.おすすめの温度とは?
飲み物の最適な温度は、必ずしも100℃とは限りません。飲み物にはそれぞれ最適な温度があり、おいしく仕上げるためには温度が重要となります。飲み物別の最適温度を以下リストにまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
- 60℃:玉露
- 70℃:中国茶(白茶)
- 80℃:緑茶
- 85℃:ウーロン茶
- 90℃:コーヒー
- 95℃:紅茶
- 100℃:中国茶(工芸茶)
まとめ
今回は、使いたいときにお湯を出せる、便利な電気ポットについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
電気ケトルとは違い、保温できることが大きな魅力である電気ポット。使う頻度が高いものだからこそ、ぜひあなたにぴったりな電ポットを見つけてみてください。